【活用ガイド】

JVNDB-2015-005169

Apple iOS におけるユーザの連絡先データを読まれる脆弱性

概要

Apple iOS は、ロックスクリーン上でのオプションの有効化を適切に制限しないため、ユーザの連絡先データを読まれる、または写真を表示される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 9.0.2 未満 (iPhone 4s 以降)
  • iOS 9.0.2 未満 (iPod touch 第 5 世代以降)
  • iOS 9.0.2 未満 (iPad 2 以降)

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、ユーザの連絡先データを読まれる、または写真を表示される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5923
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97220341
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5923
更新履歴

  • [2015年10月13日]
      掲載