【活用ガイド】

JVNDB-2015-005062

IBM Cognos Business Intelligence などの製品で使用される Tivoli Common Reporting におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

IBM Cognos Business Intelligence およびその他の製品で使用される Tivoli Common Reporting (TCR) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Cognos Business Intelligence 10.2 IF0015 未満
  • Tivoli Common Reporting 2.1 IF13 未満の 2.1
  • Tivoli Common Reporting 2.1.1 IF21 未満の 2.1.1
  • Tivoli Common Reporting 2.1.1.2 IF8 未満の 2.1.1.2
  • Tivoli Common Reporting 3.1.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された URL を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1969
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1969
更新履歴

  • [2015年10月07日]
      掲載

公表日2015/09/24
登録日2015/10/07
最終更新日2015/10/07