【活用ガイド】

JVNDB-2015-005000

Open-Xchange Server 6 および OX App Suite の Front End の印刷コンテンツ用のダイアログにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Open-Xchange Server 6 および OX App Suite の Front End の印刷コンテンツ用の不特定のダイアログには、オブジェクトのプロパティに関する処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Open-Xchange
  • OX App Suite 6.22.8-rev8 未満
  • OX App Suite 6.22.9-rev15m 未満の 6.22.9
  • OX App Suite 7.6.1-rev25 未満の 7.x
  • OX App Suite 7.6.2-rev20 未満の 7.6.2
  • OX Server 6

想定される影響

第三者により、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Open-Xchange
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5375
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5375
  2. 関連文書 : Open-Xchange Security Advisory 2015-09-23
更新履歴

  • [2015年10月01日]
      掲載