【活用ガイド】

JVNDB-2015-004991

AdNovum nevisAuth の SAML 2.0 の実装における任意の SAML アサーションを挿入される脆弱性

概要

AdNovum nevisAuth の SAML 2.0 の実装は、SAML POST-Binding を使用する場合、アサーションを組み込んだ X.509 証明書のすべての属性が Identity Provider(IdP)からの証明書と一致しないため、任意の SAML アサーションを挿入される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


AdNovum Informatik AG
  • nevisAuth 4.13.0.0 以上  4.18.3.1 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された証明書を介して、任意の SAML アサーションを挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

AdNovum Informatik AG
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5372
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5372
  2. 関連文書 : Compass Security Blog
  3. 関連文書 : COMPASS SECURITY ADVISORY
更新履歴

  • [2015年10月01日]
      掲載