【活用ガイド】

JVNDB-2015-004958

Mac OS X および Linux 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client における root 権限を取得される脆弱性

概要

Mac OS X および Linux 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client は、インストール前にパス名を確認しないため、root 権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuv11947 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 4.1 (8)

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたインストールファイルを介して、root 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 41135
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6306
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6306
更新履歴

  • [2015年09月30日]
      掲載