【活用ガイド】

JVNDB-2015-004951

Cisco IOS および IOS XE のファーストホップセキュリティ機能の IPv6 スヌーピング機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE のファーストホップセキュリティ機能の IPv6 スヌーピング機能には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo04400 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco IOS 15.2
  • Cisco IOS 15.3
  • Cisco IOS 15.4
  • Cisco IOS 15.5
  • Cisco IOS XE 3.2SE
  • Cisco IOS XE 3.3SE
  • Cisco IOS XE 3.3XO
  • Cisco IOS XE 3.4SG
  • Cisco IOS XE 3.5E
  • Cisco IOS XE 3.6.3E 未満の 3.6E
  • Cisco IOS XE 3.7.2E 未満の 3.7E
  • Cisco IOS XE 3.9S
  • Cisco IOS XE 3.10.6S 未満の 3.10S
  • Cisco IOS XE 3.11.4S 未満の 3.11S
  • Cisco IOS XE 3.12S
  • Cisco IOS XE 3.13.3S 未満の 3.13S
  • Cisco IOS XE 3.14.2S 未満の 3.14S

影響を受けるシステムの詳細については、ベンダの提供する情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、暗号化生成アドレス (CGA) オプションを使用する不正な形式の ND パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6279
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6279
更新履歴

  • [2015年09月30日]
      掲載