【活用ガイド】

JVNDB-2015-004938

Cisco Prime Collaboration Assurance の Web フレームワークにおけるログインセッションの読み取り制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Prime Collaboration Assurance の Web フレームワークには、ログインセッションの読み取り制限を回避され、任意のテナントドメインの管理者になりすまされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCus88343 および CSCus88334 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 9.0 .0
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 9.5 .0
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 10.0 .0
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 10.5 .0
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 10.5 .1
  • Cisco Prime Collaboration Assurance 10.6 .0

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、セッション ID を取得され、巧妙に細工された URL を構成されることで、ログインセッションの読み取り制限を回避され、任意のテナントドメインの管理者になりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4306
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4306
更新履歴

  • [2015年09月30日]
      掲載

公表日2015/09/16
登録日2015/09/30
最終更新日2015/09/30