【活用ガイド】

JVNDB-2015-004928

VMware vCenter Server におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

VMware vCenter Server は、TLS LDAP サーバからの X.509 証明書を検証しないため、サーバになりすまされ、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware vCenter Server 5.5 u3 未満の 5.5
  • VMware vCenter Server 6.0 u1 未満の 6.0

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、サーバになりすまされ、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6932
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6932
更新履歴

  • [2015年09月29日]
      掲載