【活用ガイド】

JVNDB-2015-004881

McAfee SIEM 製品の複数のコンポーネントにおける任意の OS コマンドを実行される脆弱性

概要

McAfee SIEM 製品の Enterprise Security Manager (ESM)、Enterprise Security Manager/Log Manager (ESMLM)、および Enterprise Security Manager/Receiver (ESMREC) には、OS コマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マカフィー
  • SIEM Enterprise Security Manager (ESM) アプライアンス 9.3.2MR18 未満
  • SIEM Enterprise Security Manager (ESM) アプライアンス 9.4.2MR8 未満の 9.4.x
  • SIEM Enterprise Security Manager (ESM) アプライアンス 9.5.0MR7 未満の 9.5.x
  • SIEM Enterprise Security Manager/Log Manager (ESMLM) アプライアンス 9.3.2MR18 未満
  • SIEM Enterprise Security Manager/Log Manager (ESMLM) アプライアンス 9.4.2MR8 未満の 9.4.x
  • SIEM Enterprise Security Manager/Log Manager (ESMLM) アプライアンス 9.5.0MR7 未満の 9.5.x
  • SIEM Enterprise Security Manager/Receiver (ESMREC) アプライアンス 9.3.2MR18 未満
  • SIEM Enterprise Security Manager/Receiver (ESMREC) アプライアンス 9.4.2MR8 未満の 9.4.x
  • SIEM Enterprise Security Manager/Receiver (ESMREC) アプライアンス 9.5.0MR7 未満の 9.5.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ファイルをダウンロードする際、適切に処理されない巧妙に細工されたファイル名を介して、任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マカフィー
  • McAfee Security Bulletin : SB10133
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7310
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7310
更新履歴

  • [2015年09月28日]
      掲載