【活用ガイド】

JVNDB-2015-004864

Mozilla Firefox の WorkerPrivate::NotifyFeatures 関数における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox の WorkerPrivate::NotifyFeatures 関数には、競合状態により、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (Use-after-free) およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 41.0 未満

想定される影響

第三者により、共有ワーカーと IndexedDB の実装の間の不正な対話処理を利用されることで、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (Use-after-free) およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2015-104
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2015-104
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4510
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4510
更新履歴

  • [2015年09月28日]
      掲載