【活用ガイド】

JVNDB-2015-004718

TYPO3 の sanitizeLocalUrl 関数における XSS フィルタを回避される脆弱性

概要

TYPO3 の sanitizeLocalUrl 関数には、XSS フィルタを回避され、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


TYPO3 Association
  • TYPO3 6.2.15 未満の 6.x
  • TYPO3 7.4.0 未満の 7.x

4.5.40 およびそれ以前のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、base64 でエンコードされたデータの URI を介して、XSS フィルタを回避され、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TYPO3 Association
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5956
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5956
更新履歴

  • [2015年09月18日]
      掲載

公表日2015/09/08
登録日2015/09/18
最終更新日2015/09/18