【活用ガイド】

JVNDB-2015-004685

OpenLDAP の libraries/liblber/io.c の ber_get_next 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenLDAP の libraries/liblber/io.c の ber_get_next 関数には、サービス運用妨害 (到達可能なアサーションおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenLDAP Foundation
  • OpenLDAP 2.4.42 およびそれ以前
アップル
  • Apple Mac OS X 10.11
  • Apple Mac OS X 10.11.1

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された BER データを介して、サービス運用妨害 (到達可能なアサーションおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenLDAP Foundation アップル ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6908
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97526033
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6908
更新履歴

  • [2015年09月15日]
      掲載
    [2015年12月15日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2015-12-08-3 OS X El Capitan 10.11.2 and Security Update 2015-008) を追加
      ベンダ情報:アップル (HT205637) を追加
      参考情報:JVN (JVNVU#97526033) を追加
    [2016年01月19日]
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2016-1) を追加