【活用ガイド】

JVNDB-2015-004600

Cisco TelePresence IX5000 における平文の HTTPS トラフィックを取得される脆弱性

概要

Cisco TelePresence IX5000 は、X.509 証明書に関連した秘密鍵を不十分なアクセス制御の Web root 配下に格納するため、平文の HTTPS トラフィックを取得される、またはデバイスを偽装される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuu63501 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco TelePresence IX5000 8.0.3 Base

想定される影響

第三者により、証明書ディレクトリへの直接のリクエストを介して、平文の HTTPS トラフィックを取得される、またはデバイスを偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 40727
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6276
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6276
更新履歴

  • [2015年09月09日]
      掲載