【活用ガイド】

JVNDB-2015-004584

Fortinet FortiClient の複数のドライバにおける任意のメモリ領域に書き込まれる脆弱性

概要

Fortinet FortiClient の (1) mdare64_48.sys、(2) mdare32_48.sys、(3) mdare32_52.sys、および (4) mdare64_52.sys ドライバには、任意のメモリ領域に書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


フォーティネット
  • FortiClient 5.2.4 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、0x226108 ioctl コールを介して、任意のメモリ領域に書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

フォーティネット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5735
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5735
更新履歴

  • [2015年09月07日]
      掲載