【活用ガイド】

JVNDB-2015-004522

Basware Banking における暗号化キーを取得される脆弱性

概要

Basware Banking (Maksuliikenne) は、クライアントとバックエンドサーバ間の通信を暗号化しないため、暗号化キー、ユーザ認証情報、およびその他の重要な情報を取得される、またはネットワークトラフィックを変更される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Basware
  • Basware Banking 9.10.0.0 未満

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、ネットワークを傍受されることで、暗号化キー、ユーザ認証情報、およびその他の重要な情報を取得される、またはクライアント-サーバデータストリームにパケットを挿入されることで、ネットワークトラフィックを変更される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Basware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0943
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0943
  2. 関連文書 : Multiple unresolved vulnerabilities in Basware Banking/Maksuliikenne
  3. 関連文書 : NCSC-FI - FICORA #802102：Vulnerabilities in Basware Banking
更新履歴

  • [2015年09月01日]
      掲載

公表日2015/08/07
登録日2015/09/01
最終更新日2015/09/01