【活用ガイド】

JVNDB-2015-004512

Linux Kernel および QEMU の i8254.c の pit_ioport_read におけるホスト OS 上で任意のコードを実行される脆弱性

概要

Linux Kernel および QEMU の i8254.c の pit_ioport_read は、読み込みの長さ、および書き込みの長さを識別しないため、ホスト OS 上で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU 2.3.1 未満
Linux
  • Linux Kernel 2.6.33 未満

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、不正なインデックスの使用を誘発されることで、ホスト OS 上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fabrice Bellard Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3214
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3214
更新履歴

  • [2015年09月01日]
      掲載