【活用ガイド】

JVNDB-2015-004504

複数の TIBCO 製品の HTTP 管理インターフェースにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

複数の TIBCO 製品の HTTP 管理インターフェースには、以下のコンポーネントに関する処理に不備があるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

・TIBCO Rendezvous Daemon (rvd)
・TIBCO Rendezvous Routing Daemon (rvrd)
・TIBCO Rendezvous Secure Daemon (rvsd)
・TIBCO Rendezvous Secure Routing Daemon (rvsrd)
・TIBCO Rendezvous Gateway Daemon (rvgd)
・TIBCO Rendezvous Daemon Adapter (rvda)
・TIBCO Rendezvous Cache (rvcache)
・TIBCO Rendezvous Agent (rva)
・TIBCO Rendezvous Relay Agent (rvrad)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


TIBCO Software
  • TIBCO Messaging Appliance ソフトウェア 8.7.2 未満
  • TIBCO Rendezvous 8.4.4 未満
  • TIBCO Rendezvous Network Server 1.1.1 未満
  • TIBCO Substation ES 2.9.0 未満

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TIBCO Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4555
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4555
更新履歴

  • [2015年09月01日]
      掲載