【活用ガイド】

JVNDB-2015-004502

Innominate mGuard デバイスのファームウェアの IPsec SA 確立プロセスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Innominate mGuard デバイスのファームウェアの IPsec SA 確立プロセスには、サービス運用妨害 (VPN サービスのリスタート) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Innominate Security Technologies AG
  • Innominate mGuard ファームウェア 8.1.7 未満の 8.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ピア関係を利用して、巧妙に細工された圧縮した設定を送信されることで、サービス運用妨害 (VPN サービスのリスタート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Innominate Security Technologies AG
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3966
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3966
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-239-03
更新履歴

  • [2015年09月01日]
      掲載