【活用ガイド】

JVNDB-2015-004475

QEMU の net/slirp.c の slirp_smb 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

QEMU の net/slirp.c の slirp_smb 関数は、予測可能な名前で一時ファイルを作成するため、サービス運用妨害 (インスタンス障害) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-17: Code (コード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/17.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU 2.3.0 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、プログラム以前に /tmp/qemu-smb.*-* ファイルを作成されることで、サービス運用妨害 (インスタンス障害) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fabrice Bellard レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4037
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4037
更新履歴

  • [2015年08月28日]
      掲載