【活用ガイド】

JVNDB-2015-004467

Drupal の Form API におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

Drupal の Form API は、フォームのトークンを適切に検証しないため、異なるユーザアカウントでファイルをアップロードするクロスサイトリクエストフォージェリ攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Drupal
  • Drupal 6.37 未満の 6.x
  • Drupal 7.39 未満の 7.x

想定される影響

第三者により、"ファイルアップロード値のコールバック (file upload value callbacks)" に関する処理を介して、異なるユーザアカウントでファイルをアップロードするクロスサイトリクエストフォージェリ攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Drupal
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6660
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6660
更新履歴

  • [2015年08月28日]
      掲載