【活用ガイド】

JVNDB-2015-004458

GnuTLS におけるメモリ二重解放の脆弱性

概要

GnuTLS には、メモリを二重に解放する不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-415: Double Free (二重解放) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/415.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
GNU Project
  • GnuTLS 3.4.4 未満の 3.4.x
  • GnuTLS 3.3.17 未満

想定される影響

第三者により、証明書の過度に長い DistinguishedName (DN) エントリを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian GNU Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6251
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6251
更新履歴

  • [2015年08月27日]
      掲載

公表日2015/07/20
登録日2015/08/27
最終更新日2015/08/27