【活用ガイド】

JVNDB-2015-004419

EMC Documentum D2 の Lockbox における管理者のチケットを復号される脆弱性

概要

EMC Documentum D2 の Lockbox は、サーバに D2.Lockbox ファイルが存在しない場合、ハードコードされたパスフレーズを使用するため、管理者のチケットを復号される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • EMC Documentum D2 4.5 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、逆コンパイル (デコンパイル) された D2 JAR アーカイブ内にハードコードされたパスフレーズを配置されることで、管理者のチケットを復号される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4537
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4537
  2. 関連文書 : ESA-2015-132: EMC Documentum D2 Fail Open Vulnerability
更新履歴

  • [2015年08月26日]
      掲載