【活用ガイド】

JVNDB-2015-004408

Metromile Pulse などの製品で使用される Mobile Devices C4 OBD-II Dongle ファームウェアにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Metromile Pulse およびその他の製品で使用される Mobile Devices (別名 MDI) C4 OBD-II Dongle ファームウェアは、ファームウェアのアップデートを検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

なお、ベンダは、「(1) これは開発者用 / デバッグ用デバイスにおける不具合で、一般顧客向けデバイスでは 3年前に修正されている。開発者向けバージョンではローカル接続が有効となっている (2) この問題は、SMS が有効な場合、もしくは 3年以上前の古いソフトウェアでのみ発生する」との声明を発表しています。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-345: Insufficient Verification of Data Authenticity (データの信頼性についての不十分な検証) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/345.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mobile Devices
  • C4 OBD2 Dongle ファームウェア 2.x
  • C4 OBD2 Dongle ファームウェア 3.4.x

想定される影響

第三者により、アップデートサーバを特定されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mobile Devices
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2908
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93910224
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2908
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#209512
  4. US-CERT Vulnerability Note : Metromile Information for VU#209512
  5. 関連文書 : Fast and Vulnerable: A Story of Telematic Failures
更新履歴

  • [2015年08月26日]
      掲載