【活用ガイド】

JVNDB-2015-004362

Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンスにおける任意のユーザのスパム隔離フォルダを読まれる脆弱性

概要

Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) は、LDAP 認証の後、使用可能な権限を適切に制限しないため、任意のユーザのスパム隔離フォルダを読まれる、または書き込まれる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuv65894 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス ソフトウェア 8.3.6-039
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス ソフトウェア 9.1.0-031
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス ソフトウェア 9.1.0-103

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、スパム通知の URL にアクセスされることで、任意のユーザのスパム隔離フォルダを読まれる、または書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 40450
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4322
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4322
更新履歴

  • [2015年08月25日]
      掲載