【活用ガイド】

JVNDB-2015-004180

Mozilla Firefox の libstagefright の stagefright::ESDS::parseESDescriptor 関数におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Mozilla Firefox の libstagefright の stagefright::ESDS::parseESDescriptor 関数には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

本件は CVE-2015-1539 に関連した問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 40.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 38.2 未満の 38.x

想定される影響

第三者により、MPEG-4 動画データの ESDS チャンクの不正な size フィールドを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4493
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4493
更新履歴

  • [2015年08月19日]
      掲載
    [2015年10月06日]
      概要:内容を更新
      ベンダ情報:Mozilla Foundation (Bug 1186718 - Ensure ESDS have valid size. r=kentuckyfriedtakahe) を追加