【活用ガイド】

JVNDB-2015-004061

Jabber オープンソースサーバの c2s/c2s.c におけるシステムメモリを読まれる脆弱性

概要

Jabber オープンソースサーバの c2s/c2s.c は、UTF-8 が有効なままであることを確認せずにデータを切り捨てるため、システムメモリを読まれるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


jabberd 2.x project
  • jabberd2 2.3.2 およびそれ以前

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された JID を介して、システムメモリを読まれるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

jabberd 2.x project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2058
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2058
  2. 関連文書 : CVE Request: jabberd remote information disclosure
  3. 関連文書 : Re: CVE Request: jabberd remote information disclosure
更新履歴

  • [2015年08月13日]
      掲載