【活用ガイド】

JVNDB-2015-004044

FortiOS における TLS コンテンツを偽造される脆弱性

概要

FortiOS は、FortiGuard サーバへの接続に TLS を使用する際、匿名 (anonymous)、エクスポート、RC4、およびその他の脆弱な暗号をサポートするため、TLS コンテンツを偽造される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


フォーティネット
  • FortiOS 5.0.12 未満の 5.0.x
  • FortiOS 5.2.4 未満の 5.2.x

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、パケットを変更されることで、TLS コンテンツを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

フォーティネット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2323
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2323
更新履歴

  • [2015年08月12日]
      掲載