【活用ガイド】

JVNDB-2015-003989

Belden GarrettCom Magnum 6K および Magnum 10K スイッチ上で稼働する MNS のファームウェアにおける HTTPS セッションの暗号保護メカニズムを破られる脆弱性

概要

Belden GarrettCom Magnum 6K および Magnum 10K スイッチ上で稼働する MNS のファームウェアは、異なるカスタマのインストールにハードコードされた RSA 秘密鍵および証明書を使用するため、HTTPS セッションの暗号保護メカニズムを破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GarrettCom, Inc.
  • GarrettCom Magnum 10K ファームウェア 4.5.6 未満
  • GarrettCom Magnum 6K ファームウェア 4.5.6 未満

想定される影響

第三者により、他のインストールからの秘密鍵の情報を利用されることで、HTTPS セッションの暗号保護メカニズムを破られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GarrettCom, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3960
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3960
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-167-01
更新履歴

  • [2015年08月05日]
      掲載

公表日2015/06/16
登録日2015/08/05
最終更新日2015/08/05