【活用ガイド】

JVNDB-2015-003988

Belden GarrettCom Magnum 6K および Magnum 10K スイッチ上で稼働する MNS のファームウェアにおけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

Belden GarrettCom Magnum 6K および Magnum 10K スイッチ上で稼働する MNS のファームウェアは、管理者アカウントに対してハードコードされたシリアルコンソールパスワードを持つため、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-798: Use of Hard-coded Credentials (ハードコードされた認証情報の使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/798.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GarrettCom, Inc.
  • GarrettCom Magnum 10K ファームウェア 4.5.6 未満
  • GarrettCom Magnum 6K ファームウェア 4.5.6 未満

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、管理者アカウントが有効になっており、かつ当該のパスワード情報を利用するような非標準インストールに対するコンソールセッションの確立を利用されることで、アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GarrettCom, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3959
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3959
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-167-01
更新履歴

  • [2015年08月05日]
      掲載

公表日2015/06/16
登録日2015/08/05
最終更新日2015/08/05