【活用ガイド】

JVNDB-2015-003971

WordPress におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

WordPress には、wp-includes/kses.php および wp-includes/shortcodes.php に関する処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 4.2.3 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、Author または Contributor ロールを利用され、巧妙に細工されたショートコードを HTML 要素内に配置されることで、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5622
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5622
更新履歴

  • [2015年08月04日]
      掲載