【活用ガイド】

JVNDB-2015-003946

複数の Cisco セキュリティ アプライアンスの LDAP の実装におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA)、E メール セキュリティ アプライアンス (ESA)、および コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) の LDAP の実装は、SSL サーバからの X.509 証明書を検証しないため、サーバになりすまされ、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo29561、CSCuv40466、および CSCuv40470 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 8.3.6-048 (Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 8.5.0.000 (Cisco Web セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 8.5.7-042 (Cisco E メール セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、サーバになりすまされ、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 40137
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4288
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4288
更新履歴

  • [2015年07月30日]
      掲載