【活用ガイド】

JVNDB-2015-003943

複数の Cisco セキュリティ アプライアンス上で稼動する AsyncOS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA)、E メール セキュリティ アプライアンス (ESA)、およびコンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) 上で稼動する AsyncOS には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuu37430、CSCuu37420、CSCut71981 および CSCuv50167 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 8.5.6-113 (Cisco E メール セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 9.0.0-193 (Cisco Web セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 9.1.0-032 (Cisco E メール セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 9.1.0-033 (Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 9.1.1-000 (Cisco E メール セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco AsyncOS 9.6.0-000 (Cisco E メール セキュリティ アプライアンス)
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス

想定される影響

第三者により、不特定のパラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 40172
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0732
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0732
更新履歴

  • [2015年07月30日]
      掲載