【活用ガイド】

JVNDB-2015-003928

Cisco IOS および IOS XE の TFTP サーバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE の TFTP サーバには、サービス運用妨害 (デバイスハングまたはリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCts66733 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2(33)XN1
  • Cisco IOS 12.2(44)SQ1
  • Cisco IOS 12.4(23)JY
  • Cisco IOS 12.4(25e)JAM1
  • Cisco IOS 12.4(25e)JAO5m
  • Cisco IOS 15.0(2)ED1
  • Cisco IOS 15.0(2)EY3
  • Cisco IOS 15.1(3)SVF4a
  • Cisco IOS 15.2(2)JB1
  • Cisco IOS XE 3.2.xSQ
  • Cisco IOS XE 3.3.0SE 未満の 3.2.xSE
  • Cisco IOS XE 3.3.0XO 未満の 3.2.xXO
  • Cisco IOS XE 3.3.xSQ
  • Cisco IOS XE 3.4.0SG 未満の 3.1.xSG
  • Cisco IOS XE 3.4.0SG 未満の 3.2.xSG
  • Cisco IOS XE 3.4.0SG 未満の 3.3.xSG
  • Cisco IOS XE 3.4.xSQ
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 2.5.x
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 2.6.x
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 3.1.xS
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 3.2.xS
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 3.3.xS
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 3.4.xS
  • Cisco IOS XE 3.6.0S 未満の 3.5.xS

上記以外のバージョンも、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。 詳細については、cisco-sa-20150722-tftp をご確認ください。
想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (デバイスハングまたはリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0681
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0681
更新履歴

  • [2015年07月28日]
      掲載