【活用ガイド】

JVNDB-2015-003887

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアなどの製品に同梱されている Cavium 暗号モジュールのファームウェアの TLS の実装における TLS コンテンツになりすまされる脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアおよびその他の製品に同梱されている Cavium 暗号モジュールのファームウェアの TLS の実装は、MAC フィールドを検証しないため、TLS コンテンツを偽造される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuu52976 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.1 (5.21)

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、パケットを変更されることで、TLS コンテンツを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39919
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4458
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4458
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載