【活用ガイド】

JVNDB-2015-003886

ASR 9000 デバイス上で稼働する Cisco IOS XR の Concurrent Data Management Replication プロセスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ASR 9000 デバイス上で稼働する Cisco IOS XR の Concurrent Data Management Replication プロセスには、サービス運用妨害 (BGP プロセスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur70670 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XR 5.3.0
  • Cisco ASR 9001 ルータ
  • Cisco ASR 9006 ルータ
  • Cisco ASR 9010 ルータ
  • Cisco ASR 9904 ルータ
  • Cisco ASR 9912 ルータ
  • Cisco ASR 9922 ルータ

想定される影響

第三者により、不正な形式の BGPv4 パケットを介して、サービス運用妨害 (BGP プロセスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 40067
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4284
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4284
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載