【活用ガイド】

JVNDB-2015-003879

複数の F5 BIG-IQ シリーズ製品の REST API における任意のユーザの認証トークンを取得される脆弱性

概要

複数の F5 BIG-IQ シリーズ製品の REST API には、LDAP リモート認証に設定されている場合、および LDAP サーバが匿名の BIND 操作を許可する場合、任意のユーザの認証トークンを取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-17: Code (コード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/17.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


F5 Networks
  • BIG-IQ Application Delivery Controller (ADC) 4.5.0 HF2 未満の 4.5.0
  • BIG-IQ Cloud 4.4.0 HF2 未満の 4.4.0
  • BIG-IQ Cloud 4.5.0 HF2 未満の 4.5.0
  • BIG-IQ Device 4.4.0 HF2 未満の 4.4.0
  • BIG-IQ Device 4.5.0 HF2 未満の 4.5.0
  • BIG-IQ Security 4.4.0 HF2 未満の 4.4.0
  • BIG-IQ Security 4.5.0 HF2 未満の 4.5.0

想定される影響

第三者により、LDAP ユーザアカウント名を推測されることで、任意のユーザの認証トークンを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

F5 Networks
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4637
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4637
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載