【活用ガイド】

JVNDB-2015-003863

複数の OS 上で稼働する IBM DB2 における特定の管理ファイルを読まれる脆弱性

概要

Linux、UNIX、および Windows 上で稼働する IBM DB2 には、特定の管理ファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 10.1 FP5 未満の 10.1
  • IBM DB2 10.5 FP5 までの 10.5
  • IBM DB2 9.7 FP10 までの 9.7
  • IBM DB2 9.8 FP5 までの 9.8

本脆弱性の影響を受ける IBM 製品の詳細については、ベンダ情報 1698308 をご確認ください。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された自動メンテナンスポリシーのストアドプロシージャの使用を介して、特定の管理ファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1883
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1883
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載