【活用ガイド】

JVNDB-2015-003862

複数の OS 上で稼働する IBM DB2 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux、UNIX、および Windows 上で稼働する IBM DB2 には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 10.1 FP5 未満の 10.1
  • IBM DB2 10.5 FP5 までの 10.5
  • IBM DB2 9.7 FP10 までの 9.7
  • IBM DB2 9.8 FP5 までの 9.8

本脆弱性の影響を受ける IBM 製品の詳細については、ベンダ情報 1697987 をご確認ください。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、SQL ステートメントの不特定の scalar 関数を利用されることで、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0157
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0157
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載