【活用ガイド】

JVNDB-2015-003855

Cisco ASR 5000 デバイスのソフトウェア上で稼働する Packet Data Network Gateway コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 デバイスのソフトウェア上で稼働する Packet Data Network Gateway (別名 PGW) コンポーネントには、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut11534 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 18.0.0.59167
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 18.0.0.59211
  • Cisco ASR 5000 ルータ
  • Cisco ASR 5500 ルータ
  • Cisco ASR 5700 ルータ

想定される影響

第三者により、GTPv2 パケットの不正な形式のヘッダを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39934
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4275
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4275
更新履歴

  • [2015年07月22日]
      掲載