【活用ガイド】

JVNDB-2015-003641

Juniper Junos OS の BFD デーモンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Junos OS の BFD デーモンには、サービス運用妨害 (BFDD クラッシュおよび再起動) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 12.1X44-D50 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X46-D35 未満の 12.1X46
  • Junos OS 12.1X47-D25 未満の 12.1X47
  • Junos OS 12.3R10 未満の 12.3
  • Junos OS 12.3X48-D15 未満の 12.3X48
  • Junos OS 13.2R8 未満の 13.2
  • Junos OS 13.3R6 未満の 13.3
  • Junos OS 14.1R5 未満の 14.1
  • Junos OS 14.1X50-D85 未満の 14.1X50
  • Junos OS 14.1X55-D20 未満の 14.1X55
  • Junos OS 14.2R3 未満の 14.2
  • Junos OS 15.1R1 未満の 15.1
  • Junos OS 15.1X49-D10 未満の 15.1X49

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された BFD パケットを介して、サービス運用妨害 (BFDD クラッシュおよび再起動) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5362
更新履歴

  • [2015年07月17日]
      掲載