【活用ガイド】

JVNDB-2015-003544

Cisco ASR 5000 および Cisco ASR 5500 のソフトウェアのブートの実装における任意の Linux コマンドを実行される脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 および Cisco ASR 5500 のソフトウェアのブートの実装には、任意の Linux コマンドを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuu75278 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 14.0
  • Cisco ASR 5000 ルータ
  • Cisco ASR 5500 ルータ

想定される影響

ローカルユーザにより、Compact Flash (CF) ファイルの Linux コマンドのストレージの管理者権限を利用されることで、任意の Linux コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39677
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4244
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4244
更新履歴

  • [2015年07月14日]
      掲載