【活用ガイド】

JVNDB-2015-003478

EMC Isilon OneFS の Web 管理インターフェースのログ収集の実装における root 権限で任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

EMC Isilon OneFS の Web 管理インターフェースのログ収集の実装には、root 権限で任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • EMC Isilon OneFS 6.5.x.x から 7.1.1.5 未満の 7.1.1.x
  • EMC Isilon OneFS 7.2.0.2 未満の 7.2.0.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4525
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4525
  2. 関連文書 : ESA-2015-112: EMC Isilon OneFS Command Injection Vulnerability
更新履歴

  • [2015年07月10日]
      掲載