【活用ガイド】

JVNDB-2015-003477

Grandstream GXV3611_HD カメラに SQL インジェクションの脆弱性

概要

Grandstream GXV3611_HD は監視用のネットワークカメラです。Grandstream GXV3611_HD には、SQL インジェクションの脆弱性があります。

SQL インジェクション (CWE-89) - CVE-2015-2866
ファームウェアバージョン 1.0.3.6 およびそれ以前の Grandstream GXV3611_HD では、telnet によるログインの username フィールドを適切に検証しません。攻撃者はこの脆弱性を使用し、当該機器の設定に対して SQL インジェクション攻撃を行うことが可能です。

CWE-89: Improper Neutralization of Special Elements used in an SQL Command ('SQL Injection')
http://cwe.mitre.org/data/definitions/89.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Grandstream Networks
  • GXV3611_HD ファームウェア バージョン 1.0.3.6 およびそれ以前
  • GXV3611_HD

想定される影響

遠隔の第三者による SQL インジェクションによって、当該機器の設定を閲覧もしくは変更される可能性があります。
対策

[アップデートする]
この問題を修正したファームウェアバージョン 1.0.3.9 beta がリリースされています。
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2866
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97426101
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2866
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#253708
更新履歴

  • [2015年07月10日]
      掲載