【活用ガイド】

JVNDB-2015-003435

Apple iOS の無線 LAN 接続機能における任意のセキュリティタイプで自動的に関連付けを誘発される脆弱性

概要

Apple iOS の無線 LAN 接続 (WiFi Connectivity) 機能は、任意のセキュリティタイプで自動的に関連付けを誘発される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 8.4 未満 (iPhone 4s 以降)
  • iOS 8.4 未満 (iPod touch 第 5 世代以降)
  • iOS 8.4 未満 (iPad 2 以降)

想定される影響

リモートの Wi-Fi アクセスポイントにより、802.11 ネットワークのサービスエリア (coverage area) 内で認識された ESSID を用いて操作されることで、任意のセキュリティタイプで自動的に関連付けを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3728
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3728
更新履歴

  • [2015年07月09日]
      掲載