【活用ガイド】

JVNDB-2015-003393

Apple iOS の Application Store におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple iOS の Application Store は、バンドル ID の一意性を確認しないため、サービス運用妨害 (ID の衝突および起動の停止) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 8.4 未満 (iPhone 4s 以降)
  • iOS 8.4 未満 (iPod touch 第 5 世代以降)
  • iOS 8.4 未満 (iPad 2 以降)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたユニバーサルプロビジョニングプロファイルのアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (ID の衝突および起動の停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3722
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3722
更新履歴

  • [2015年07月08日]
      掲載

公表日2015/06/30
登録日2015/07/08
最終更新日2015/07/08