【活用ガイド】

JVNDB-2015-003340

IBM PowerVC Standard Edition における特定の PowerVC  資格情報を取得される脆弱性

概要

IBM PowerVC Standard Edition は、nova の資格情報を使用した Python インタプリタにアクセスするための認証を必要としないため、特定の PowerVC 資格情報を取得され、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM PowerVC Standard Edition 1.2.2.1 から 1.2.2.2

想定される影響

KVM ゲスト OS ユーザにより、不特定の Python コードを介して、特定の PowerVC 資格情報を取得され、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1950
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1950
更新履歴

  • [2015年07月02日]
      掲載

公表日2015/06/05
登録日2015/07/02
最終更新日2015/07/02