【活用ガイド】

JVNDB-2015-003315

IBM WebSphere Commerce における CRLF インジェクションの脆弱性

概要

IBM WebSphere Commerce には、CRLF インジェクションの脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-113: Improper Neutralization of CRLF Sequences in HTTP Headers (HTTP レスポンスの分割) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/113.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • WebSphere Commerce 6.0.0.11 までの 6.0
  • WebSphere Commerce 7.0.0.8 Cumulative iFix 2 未満の 7.0

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL を介して、任意の HTTP ヘッダを挿入され、HTTP レスポンス分割攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0196
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0196
更新履歴

  • [2015年06月30日]
      掲載