【活用ガイド】

JVNDB-2015-003313

IBM WebSphere Message Broker および Integration Toolkit における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Message Broker および Integration Toolkit は、脆弱な TLS 暗号のみをサポートする MQ クライアント JAR ファイルと同梱で配布されるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Integration Bus 9.0 9003 IF1 未満の 9.0 (IBM Integration Toolkit)
  • IBM WebSphere Message Broker Toolkit 7.0 7007 IF2 未満の 7.0
  • IBM WebSphere Message Broker Toolkit 8.0 8005 IF1 未満の 8.0

想定される影響

第三者により、Integration Bus ノードとの接続中にネットワークを傍受されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1957998
  • IBM 重要セキュリティー情報 : 1959898
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0118
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0118
更新履歴

  • [2015年06月30日]
      掲載