【活用ガイド】

JVNDB-2015-003309

UNIX 上で稼動する IBM InfoSphere DataStage における実行可能なファイルに書き込まれる脆弱性

概要

UNIX 上で稼動する IBM InfoSphere DataStage には、実行可能なファイルに書き込まれ、その結果、root 権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM InfoSphere DataStage 8.1
  • IBM InfoSphere DataStage 8.5
  • IBM InfoSphere DataStage 8.7
  • IBM InfoSphere DataStage 9.1
  • IBM InfoSphere DataStage 11.3.1.2 までの 11.3

UNIX 上で稼動する IBM InfoSphere DataStage の上記バージョンが本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

ローカルユーザにより、実行可能なファイルに書き込まれ、その結果、root 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1900
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1900
更新履歴

  • [2015年06月30日]
      掲載