【活用ガイド】

JVNDB-2015-003267

Windows 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client における権限を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client は、パス名を適切に検証しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCus65862 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.1(60) (Windows)

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された INF ファイルを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39466
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4211
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4211
更新履歴

  • [2015年06月25日]
      掲載